刺身だけで食べるのは勿体ない
お魚が自慢の居酒屋では旬の魚を刺身で美味しく味わうことができます。
居酒屋によっては生け簀を店内に設置し、魚を泳がせています。
刺身の注文が入ったら、生け簀から魚を捕まえ、そのまま素早くさばいて、お刺身にしてくれます。
特にアジは居酒屋においては人気が高い刺身です。
リーズナブルな価格の割には、旨味があるお魚で、日本酒との相性が抜群です。
ただ、鯵をお刺身として注文する際は、刺身一品としてだけで注文するのはすごく勿体ないです。
一度注文すると三回ほど美味しく食べることができる、優秀なお魚です。
筆者のおすすめ。
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薬味たっぷりのなめろう
アジは刺身として頂く度、程よい脂とお魚独特の旨味がある美味しさがあります。
わさび醤油で頂くよりも、生姜醤油のほうが臭みを消してくれるので、食べやすく、お酒との相性も良いです。
また刺身だけではなく、アジはなめろうとして頂くとさらにお酒がすすみます。
なめろうは、西日本ではあまりなじみがないですが、東日本では漁師料理として知られている逸品です。
新鮮なアジを捌いて、青ネギと生姜などの薬味と味噌を混ぜながら、包丁で叩きこむことで全体に味をしみわたらせます。
見た目は、生のハンバーグに見えますが、一口食べると鯵や薬味などの味が絶妙に合わさり、日本酒が非常に欲しくなる一品です。
鯵のなめろうがあれば、他のおつまみがいらないと思えるほど、お酒が進む逸品です。
また、なめろうは生で食べるだけではなく、ホタテ貝の上に乗せて網で焼いてみると、生とは違った美味しくて香ばしい味わいを追求できる逸品です。
アジの骨せんべい
刺身やなめろうでアジを食べつくしたと思ったらいけないです。
まだ骨が残っています。
残った骨に片栗粉をつけて、じっくりと低温で油で揚げるとお煎餅のようにぱりぱりとした食感のおつまみに変身します。
頭からしっぽまで食べつくすことができる骨煎餅は、スナック感覚で頂けるおつまみです。
骨せんべいと合うお酒は、言うまでもなく喉越しの良いビールやハイボールです。
居酒屋によっては鯵の刺身を注文すると、自動的に骨煎餅を出してくれるお店もありますし、もしも出してくれない場合は、お店側にお願いをしてみると上げてくれる可能性があります。
身から骨まで美味しく食べつくすことができる鯵は刺身だけで終わらせるのはすごく勿体ないです。
ぜひ骨せんべいまで食べて、鯵の全てを味わってほしいです。
鯵の刺身だけを注文すると他のおつまみは必要ないほど、様々なメニューに化けてくれます。