いかの刺身は定番
居酒屋に行って刺身を頼むとき、いかは外せないという人は多いのではないでしょうか。
苦手な人もいるにはいますが、タコほどは硬くなく、それでいて、種類によってはねっとりと柔らかな歯ざわりが楽しめるものもあれば、弾力ある噛み応えが楽しめる種類もあります。
またそうめん状にして、特製のたれで味わういかそうめんも、魚として分類したとき、特殊な形状をしていることから可能だと思うと、刺身として味わうのには、バリエーション豊富で楽しい魚介類といえます。
そんな楽しみが満載の刺身となれば、どうしてもオーダーから外すわけにはいかないという人は、かなり多いのではと思えてきました。
どうしても行って味わいたいところがある
いかの身といえば、生の時は黒みがかった部分があり、黒ければ黒いほど新鮮でおいしいと言われています。
それが、刺身になったとたんに真っ白になるのですから、不思議なものです。
けれど、いかの街として知られている函館では、漁獲したてをさばくと、身が透き通っていて、食感もこりこりしていると言います。
これは、函館でもとりたてでないと味わえないと言われていますので、函館では朝に食べるものというのが常識です。
漁は朝行われ、早いうちに収穫してきた魚介類を市場に持ち込み、残った物は漁師さんたちが食べるわけですから、朝の食卓に透き通った刺身が並ぶというわけです。
函館に行かないと食べられないとはいうものの、さすがに函館も夜にならないと居酒屋はオープンしません。
けれど、そこは函館だけあって、生け簀で泳いでいる物をさばいて提供してくれますので、夜の居酒屋で、朝の美味しさを味わうことができます。
函館までは遠いという人は探してみよう
最近は物流システムが日本全国に張り巡らされ、しかも迅速に、正確に機能してくれているおかげで、日本全国の美味しい物が新鮮なうちに食べられるようになっています。
今まで見たこともない透き通った刺身を食べてみたいとは思うものの、さすがに函館までは遠いという人は、函館から魚介類を仕入れている居酒屋を探してみるのがおススメです。
これなら、朝、空輸されたものを店内に作った生け簀で保存し、刺身にさばける調理人がいてくれれば、東京やその他の地域にいても、新鮮な刺身を食べることができます。
おいしい刺身を味わう時には、おいしいお酒も必要になりますので、アルコールの品ぞろえが豊富で、なおかつ、函館からの空輸がスムーズな店を探す必要があります。
それができれば、どこよりもお気に入りの居酒屋になることでしょう。