ぶりにはたくさんの魅力があります。
ぶりにはたくさんの魅力があります。
まずロマンがある点で、出征魚なので出世するたびに食べ方が色々あって、楽しむ事が出来るのはとてもうれしいです。
名前的にも出世するという事は、縁起物としてふさわしいくしかもおいしいというのは素敵な事です。
そんな魅力的な魚ですから、人気もひとしおです。
とはいえ、人気があるのはおいしさがあってこそで、おいしさと栄養は捨てがたい側面です。
いつ食べてもおいしいわけですが、正月に縁起物として使われるのは理由があります。
寒ブリと言って、魚の体内の脂肪分が上昇する季節だからです。
そのうえで身そのものが引き締まってとてもおいしいわけです。
しかも栄養がとても豊富で、有名なＤＨＣやＥＰＡが豊富に含まれているのもそうですし、肥満防止や二日酔い予防には多大な効果があるといわれています。
居酒屋さんでこの魚の刺身や煮つけがあるのは、単においしいだけでなくしっかりとした理由があったわけで、昔の人は良く考えているんだなととても感心するものです。
ぶりにこだわりを見せる居酒屋は多い
そんなぶりですが、居酒屋では様々な工夫がなされています。
それは料理だけでなく産地からこだわりを見せている点です。
ある居酒屋では、長島町から直接購入しています。
鰤王という品種が素晴らしく、稚魚から成魚まで一貫して育てているところで、そこで購入しています。
昨今は養殖の質も高く、安定した供給量がある方がいい場合も多いです。
反対に、自然のものにこだわっているお店も多く、それぞれのこだわりを感じます。
勿論料理にも余念はなく、通常の鍋に入れるだけでなく創作料理など、新たないタイプのものを多数お客様に提供しています。
食べ比べるのも悪くはないでしょう。
刺身がお勧め！！
とはいえ一番おいしいのは、刺身ではないのでしょうか。
一杯やる前に一切れ口に放り込めば口のなかに広がる脂身は実に格別で次の一杯が進むに違いありません。
下戸の人でもご飯と一緒に食べる事が可能で、このお刺身だけでご飯が何杯も進むのは自明の理です。
ただ冷えたものが苦手な人は、刺身をしゃぶしゃぶにするのも一手です。
あったかいお鍋に、ぶりをお鍋にさっとつからせて、しゃぶしゃぶにしましょう。
どっちも行ける人は、一度に二度おいしい素敵な夕食や宴会になりそうです。
こうしたものは、人気の地方で現地の居酒屋で食べるのもいいですが、仕入れにこだわりのあるお店で食べてもＯｋです。
最高の刺身を心行くまで堪能してほしいものです。